予防歯科・エクセレントペリオ「歯周病専門外来」

予防歯科


歯や口の組織は、一度病気で傷つくと修復の為の治療は可能ですが、もとの健康な状態にもどすことは、なかなか難しいものです・・・

歯の先進国であるスウェーデンでは20年以上前から定期的な歯のメンテナンスを国民に義務づけてきた結果 (最低3ヶ月に1度は歯のメンテナンスを受けるという義務です)、 80歳で平均25本の歯が残っているという驚くべき成果が表れています。(義歯を入れる人は全人口のわずか1.7%です)

オランダでも同様な方法で80歳で25本の自分の歯を残す事を達成しています。 一方、日本では痛くなったときに歯科医院に通うというスタイルの結果、80歳でわずか4本の歯が残っているのが現状です。

この違いをあなたはどのようにお考えでしょうか? あなたの健康とより快適な生活のために定期的なメンテナンスを受けない理由はないと思います。あなたが私の家族であったなら絶対にそうすると思います。

そこで、歯とお口の健康を守るための定期検診を実施しています。

定期健診

医院では3ヶ月ごとのメンテナンスを推奨しています。通常行われる6ヵ月ごとのメンテナンスですと、 来院していただくたびに、小さなむし歯ができてしまう方が多いことや、 少しづつですが歯ぐきの状態が悪くなってしまう方がいらっしゃいます。 歯や歯ぐきの病気は自分では気が付かないうちに進行いたします。 治療しなくても良い状態で、悪くなりかけたお口の状態を少しでも健康に引き戻すために、 当院でも最低3ヶ月ごとのメンテナンスを推奨しています。

歯周病が原因の突然死

『たけしの家庭の医学』で話題になった

お口の中の菌が原因の心筋梗塞による突然死

怖いですね・・・

あたなの口の中にもそのような菌がいるかもしれません。これらの菌は心筋梗塞だけではなく、アルツハイマー認知症などにも関係していると言われています。当院では、お口の中の菌の状態をDNA検査で測定ができます。

歯周病原因菌と全身疾患との関係

アルツハイマー歯周病で悪化 新聞記事
2013年5月20日 中日新聞

歯周病と早産低体重児出生、呼吸器系疾患、骨粗鬆症、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、冠状動脈性心疾患の関係
歯周病と全身疾患の罹患率 (オッズ比) 竹内先生

糖尿病と歯周病について。それ、悪いのはあなたではなく、歯ぐきかもしれません。日本糖尿病対策推進会議/日本歯科医師会

当院では、医科との糖尿病連携を行っております




エクセレントペリオ「歯周病専門外来」



▼詳細は歯周病専門サイトをご覧ください。
岡山県倉敷市の正畠歯科医院「歯周病専門外来」へ



エクセレントペリオ「歯周病専門外来」プログラム


エクセレントペリオ「歯周病専門外来」

カウンセリング

歯周病治療を始める前に、患者様ご自身のお口の状態をご説明し、一人ひとりの患者様に最適な治療プランをご提案させていただきます。

検査・診断

PCR検査
PCR検査
患者様のお口の中の歯周病菌の種類とどれくらいの数がいるのかを科学的に特定します。歯周病菌の種類と数によって、オーダーメイドの治療法を組み立てます。

顕微鏡検査
顕微鏡検査
歯科専用の位相差顕微鏡を使いながら、患者様と口腔内の最近状態を確認し、ご自宅でのケア方法をご提案させていただきます。

医院で行う歯周病専門治療

殺菌水を用いたSRP(スケーリング・ルートプレーニング)
殺菌水を用いたSRP
殺菌水を用いたSRP
歯周ポケットと呼ばれる普段目に見えることのない場所に歯石がついており、これこそが歯を失う原因である歯周病菌の住家になっています。また歯根面には細菌が出す"毒素"が浸透しています。そうした歯石や細菌を除去し、根面の汚染物質を取り除いていきます。

PMTC(機械的歯面清掃)
PMTC(機械的歯面清掃)
専用の機械を使い、歯の表面の汚れを除去します。日常の歯みがきでは取り除けな汚れを落とすことができ、爽快感を感じることができます。

高濃度フッ素塗布
高濃度フッ素塗布
歯科医院で使われるフッ素歯面塗布剤は、市販の歯みがき剤の10倍のフッ素が含まれています。

ブラッシング指導
ブラッシング指導
医院で歯周病治療を行っても、日常生活で歯みがきを怠ると良くなりません。日ごろの生活の中でも正しいセルフケアができるように患者様ごとに歯ブラシの方法や歯みがき剤の選び方などをプロがアドバイスします。

ミネラルパック
ミネラルパック
歯の表面には目には見えないほどの細かな傷がついています。そこへ歯と同じ成分のハイドロキシアパタイトを補給し、傷を修復します。歯の表面をツルツルにすることで歯周病の予防につながります。

光殺菌レーザー(LAD)治療
光殺菌レーザー(LAD)治療
LAD治療とは、感染部分の細菌に光感受性ジェルを浸透させて、専用の光で殺菌する画期的な治療法です。スケーリングやクリーニングで除去しきれない細菌を死滅させることができます。

マウスピース除菌療法(3DS治療)
マウスピース除菌療法
マウスピース除菌療法
抗菌剤により、歯周病の原因菌を殺菌し、歯周病の予防を行う方法です。オーダーメイドのマウスピースを作成し、除菌用の薬剤をのせて使用します。
※当院で必要と判断した時に患者様にご説明させていただきます。

ご自宅で行っていただく歯周病治療

抗真菌剤の使用(アンホテリシリンBシロップ・ハリゾン・ファンキゾン)
アンホテリシリンBシロップ・ハリゾン・ファンキゾン
強力な殺菌作用を持つ液体歯磨き剤です。天然成分のみでできていますので副作用もありません。ばい菌を除去し、口臭予防にも効果があります。

抗菌剤の使用(ジスロマック)
ジスロマックは抗生物質でスピロヘーター(歯周病菌)歯肉アメーバ(原虫)口腔トリコモナス(原虫)に対して効果があります。通常ジスロマックを3日間服用すると歯周病菌や原虫の存在が減少し、口腔内の環境を改善することができます。

プロバイオティクスタブレット
プロバイオティクスタブレット
タブレットの中には「S.salivariusu K12(ストレプトコッカス・サリバリウスK12は唾液から取り出した世界初のバクテリア抑制菌)」が含まれています。細菌バランス(悪玉菌と善玉菌)を整える働きをもっています。歯みがきだけでは対処の難しい歯周病治療の補助食品として有効です。

プロフレッシュ
プロフレッシュ
プロフレッシュは口臭を抑えるマウスウォッシュです。酸素を供給することにより効率よくお口に棲む嫌気性菌を抑制します。硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物を塩素の働きで分解、消滅させます。

治療の流れ


お電話でご予約

保険証をお持ちください

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歯周病精密検査

患者様の治療に対するご要望をお聞きした上で、レントゲン・PCR法・位相差顕微鏡検査等を行います。

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検査結果ご報告・治療方法説明


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歯周病専門治療開始

①歯周病菌を減少させる飲み薬治療
②殺菌水を用いた歯石除去
③抗カビ剤歯磨き粉の使用
④光殺菌レーザー治療
(オプション)⑤マウスピース除菌療法

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PCR法検査・定期健診へ

再度PCR検査を行い、数値が改善されたことを持って治療終了とします。 その後歯周病が再発しないように定期的に管理していきます。

当プログラム3つの特徴


①短期間で確実な歯周病治療法

現在の保険制度では歯周病治療を「段階的に決まったやり方で行わなければならない」というルールがあるため患者様が希望されても歯石を取るなどの治療行為を一気に進めることができず、治療終了まで南海も通院する必要があります。
また患者様の回復を高めるための新しい機器を用いた治療などは保険では認められておりません。当プログラムでは患者様一人ひとりにしっかりとお時間をかけ、集中的に歯石を除去することができ、また殺菌水や光レーザーなど新しい機器を用いて歯周病菌を根本から退治することができるので、治療期間を大幅に短縮することが可能になります。

②外科処置を行わず体に優しい治療

現在の保険治療では重度の歯周病患者に対して、外科治療(歯を抜く、歯茎を切開する)のような肉体的、精神的苦痛をともなう治療を行うことになります。
当プログラムでは特殊な殺菌水と安全な光レーザーを用いた治療により、ただ歯石を取り除くだけではなく、歯周病菌を殺菌していくので、今まで歯茎を切開するはどの外科治療をしても、取り除けなかった歯周病の根本を解決することができます。
これは患者様にとって肉体的にも精神的にも大きく負担を軽減することができます。

③歯周病の治療だけでない最先端の治療

本プログラムで使用する、殺菌水の生成機や光レーザーなどは数ある歯科医院の中でもまだ導入されている医院が少ないです。
当院では、患者様の口腔内の状態を改善するために現在考えられる最善の治療技術を用い、お口のことで悩まずに日々を過ごせるよう徹底したサポートをしていきます。

※全ての歯が必ずしも残せるわけではございません。

費用の目安


上記の歯周病治療「エクセレントペリオ」は保険外診療となります。
費用につきましては、お口の状態により異なります。
検査を受診後、ご提示させていただきます。


新しい歯周病検査


歯周病炎症検査機器

「スポットケムバナリスト SI-3620(アークレー社)」を導入しました。


この機械で何がわかるの?

  • 従来の検査機器よりも性能が高く微量の炎症反応(高感度CRP)でも歯周病の状態を把握することができます。よってより正確な治療ができます。
  • 糖尿病は歯周病と密接に関連しています。この機器で糖尿病の測定も行うことができ、歯周病治療に活かすことができます。

検査ステップ

4ステップの簡単操作で測定できます。

ステップ1

バナリスト測定ステップ1
採血を行います。

ステップ2

バナリスト測定ステップ2
付属のキャピラリーで血液を吸い上げます。

ステップ3

バナリスト測定ステップ3
キャピラリーを測定用チップに挿入します。

ステップ4

バナリスト測定ステップ4
測定用チップを装置にセットしスタートボタンを押します。終了後、測定用チップを破棄します。


歯周病原因菌細菌検査(PCR法)


細菌検査って何?

歯周病とは歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)という骨が溶けてしまう病気のことで、その原因は口腔内の細菌による感染症であることがわかっています。
お口の中には約900種類の細菌が住んでいます。数十種類が歯周病に関係している菌です。
これらの菌がどれくらい口の中にいるのかを調べるための方法が、PCR法という歯周病菌のDNA診断です。
歯周病最近検査(PCR法)
歯周病最近検査(PCR法)結果例
検査自体は3分以内で終わります。
その後、検査会社に委託し、診断をしてもらいます。

▶歯周病菌の種類別に正確な菌数を調べることができます。

当医院では、このリアルタイムPCR法の結果をふまえて、歯周病が発症していない若い方には、検査結果から、将来歯周病で苦労するかしないかの判定を行って、予防に役立てています。

また、歯周病が進行して苦労されている方には、歯周病の治療の効果がでているかを判定するためにやはり、この検査を有効に使用しています。


光殺菌歯周病治療


光殺菌(LAD)歯周病治療について


①光殺菌(LAD)歯周病治療とは?


光殺菌(LAD)歯周病治療
感染部分に光感受性物質を注入し、光を照射することで殺菌する安全な治療法です。

安全・安心な殺菌治療法として
歯科では数年前から欧米を中心に、抗生物質を使わない体に優しい安全な治療法としてLAD治療が急速に普及しています。
LADLight Activated Disinfectionの略で、日本語では「光殺菌」と訳され、光感受性ジェルを細菌に浸透させて光で殺菌する画期的な治療法です。

②光殺菌(LAD)歯周病治療の特徴


  • 痛みはありません。
  • あらゆる細菌に効果を示します。
  • お薬(抗生物質)を使わないため耐性菌が発生しません。
  • 副作用はなく、 繰り返して治療に利用できます。
※ 光過敏症の患者さまには利用できません。

③光殺菌(LAD)歯周病治療の手順


痛みの無い、体に優しい治療です。

光殺菌(LAD)歯周病治療の手順1

①感染源の除去

通常の治療を行います。根の中の掃除や、根の表面の歯石など感染源を除去します。

↓

光殺菌(LAD)歯周病治療の手順2

②光感受性ジェルの注入

光感受性ジェルを、根の中、歯周ポケット、粘膜上に注入または塗ります。

↓

光殺菌(LAD)歯周病治療の手順3

③光殺菌

30~10秒光を照射することで、光殺菌します。

↓

光殺菌(LAD)歯周病治療の手順4

④洗浄

光感受性ジェルや死滅した細菌を洗い流します。

④どうして効果があるのですか?


  • 光感受性ジェルが細菌の細胞壁や膜に取り込まれる。
  • 特定の波長の光が照射されると、光感受性ジェルがエネルギーを受け取り「活性酸素」を大量に発生する。
  • 「活性酸素」が細菌の細胞壁や膜だけを破壊し、殺菌する。

⑤殺菌効果


殺菌効果は目に見えません。そこで簡単な実験を行いました。
唾液を薄め、滅菌棒で繁殖培地に擦り付け培養すると、たくさんの細菌の群れ(コロニー)が発生しました(写真①)。
一方、同じ唾液に光感受性ジェルを注入し、光殺菌した後に培養すると、細菌群はほとんど見られませんでした(写真②)。

殺菌効果 光殺菌前 ①何もしていない唾液
殺菌効果 光殺菌後 ②光殺菌をした唾液

⑥当院で使用する光殺菌(LAD)装置「FotoSan630」


当院は光殺菌(LAD)治療で世界をリードするCMS dental社のFotoSan 630を使用しています。

治療に用いる光感受性ジェル FotoSanエージェント
CMS dental社のFotoSan 630
FotoSan 630
CMS dental社のFotoSan 630
※但し、この治療方法は保険外治療となります。


エクセレントペリオ治療を受診された患者様の治療例


治療例1 

歯ぐきの状態が良くなく改善しないということでご来院(男性・62歳)


治療前
治療前

奥歯の方の歯周病が進行し、歯ぐきが下がってきていました。

治療後
治療後

全ての歯がきれいにクリーニングされ、歯ぐきの状態も改善しています。


治療前
治療前

殆どの歯周病菌が基準値よりも大幅に菌数が多い状態になっており、危険な状態でした。

治療後
治療後

しっかりと治療を受けていただくことで、菌数がお幅に減少し、殆どなくなり、状態が改善されています。


治療前
治療前

治療後
治療後


治療前
治療前

出血している部分(赤い部分)が多く、歯周病が進行していることがわかります。

治療後
治療後

出血も少なくなり状態が改善されています。


治療例2 

歯周病治療を受けられ糖尿病も改善された患者様(男性・62歳)


治療前
治療前

奥歯の方の歯周病が進行し、歯ぐきが下がってきていました。

治療後
治療後

全ての歯がきれいにクリーニングされ、歯ぐきの状態も改善しています。その後、新しい入れ歯を作成しました。


治療前
治療前

殆どの歯周病菌が基準値よりも大幅に菌数が多い状態になっており、危険な状態でした。

治療後
治療後

しっかりと治療を受けていただくことで、菌数がお幅に減少し、殆どなくなり、状態が改善されています。


治療前
治療前

治療後
治療後


治療前
治療前

歯周ポケットが深い部分が多く、歯周病が進行していることがわかります。

治療後
治療後

歯周ポケットが浅くなり、歯周病の状態が改善されています。


治療例3 

歯周病治療を他院で受けているが改善しないということでご来院(女性・53歳)


治療前
治療前

お口の中全体的に歯周病が進行し、歯ぐきが下がってきていました。

治療後
治療後

全ての歯がきれいにクリーニングされ、歯ぐきの状態も改善しています。


治療前
治療前

歯周病菌は多くはありませんが一定数の菌数が見られます。

治療後
治療後

歯周病菌は多くはありませんが一定数の菌数が見られます。


治療前
治療前

治療後
治療後


治療前
治療前

歯周ポケットが深い部分が多く、出血も見られ、歯周病が進行していることがわかります。

治療後
治療後

歯周ポケットが深い部分が多く、出血も見られ、歯周病が進行していることがわかります。



▼詳細は歯周病専門サイトをご覧ください。
岡山県倉敷市の正畠歯科医院「歯周病専門外来」へ




▼診療予約・お問い合わせはこちら

TEL:086-422-3027

TEL:086-422-3027


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