カロナールとロキソニンの違い

こんにちは。院長の正畠です。

 

日に日に秋が深まってきております。

さわやかな秋の風が心地よく感じられる今日このごろですが

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

 

昨年の今頃はまだコロナ渦の真っただ中でしたが、今年も終わりに近づき、流行にも終わりが見え始めてきた気がします。

 

コロナウイルスといえば、カロナールが品薄になり、医療機関でも手に入りにくくなったことは記憶に新しいでしょう。

 

カロナールは、新型コロナウイルス感染拡大第7波の影響で、

発熱や喉の痛みへ対策・予防として

多用された結果、

カロナールの急な消費に

生産が追い付かなくなってしまったのが

品薄状態の原因のようです。

そんなカロナールですが、

消炎鎮痛剤として使用されることが多い

ロキソニンとの違いを簡単に説明すると、

 

カロナールはロキソニンに比べて鎮痛効果がおとなしい

と言われています。

 

そのため、カロナールは幼児のインフルエンザに使っても

「インフルエンザ脳症」が起こる危険が少なかったり、

妊娠中の女性にも使用することができます。

 

もし、薬局等でカロナールとロキソニン

どちらも選べる場合は、

痛みが非常に強い場合にはロキソニン

そうでない場合はカロナール、

といった使い分けをするといいでしょう。

 

 

カロナールもロキソニンも

薬局などで販売されている身近な薬です。

どちらを使えば良いのかわからないときは

かかりつけの医師や薬剤師などの専門家と相談の上、

服用するようにしてください。

 

もちろん当院にも

お気軽にご相談くださいませ。

 

 

正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
岡山県倉敷市中央2丁目18-8
TEL:086-422-3027
URL:https://www.shobatake.com/
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痛みを知らせるだけではない?神経の役割とは!

 

こんにちは。院長の正畠です。
秋が深まる10月は栗がよく採れる季節。

 

食べものとして親しまれる栗は、
染物の材料としても活躍します。
なかでもイガの部分を使うと、
落ち着いた風合いの茶色が楽しめるそうです。

 

 

ところで、イガのような尖ったものを触ると、
チクチクとした刺激を感じますよね?
このような感覚があるのは、
皮膚に神経が通っているためです。

 

実は、私たちの『歯』にも神経が通っており、
「むし歯が痛む」のは、
この『神経』が関係しているのです。

 

 

 

 

◆むし歯が神経まで達すると…

 

むし歯ができた際、
ズキズキとしたひどい痛みを感じるのは、
むし歯菌が「歯髄(しずい)」と呼ばれる
歯の内側の神経組織を攻撃しているためです。

 

歯髄まで達するほど大きいむし歯ができてしまうと、
細菌によって神経が侵されてしまうため、
「歯髄をすべてとり除く処置」をしなくてはなりません。

 

 

 

 

 

◆できれば「神経」はとりたくない…

 

神経をとると、当然ながら
痛みを感じることがなくなります。

 

そのため、
一度「歯髄をとる治療」を経験すると、
次にむし歯になったときに、小さなむし歯でも
「痛いからすぐに神経をとってほしい!」
と考えてしまう方もいらっしゃいます。

 

しかし、それは大きな間違いです!

 

なぜなら歯髄には、
「歯に栄養を運ぶ」という、
とても大切な役割があるためです。

 

歯髄をとってしまうと
本来なら運ばれるはずの栄養が失われるため、
歯は枯れ木のようにもろくなります。

 

そうなってしまえば、
欠けたり、ひび割れたりするなど、
確実に寿命が短くなってしまうのです。

 

 

 

そう、丈夫で健康な歯でいられるのは、
歯髄(神経)があるおかげなのです。

 

 

 

 

◆歯髄(神経)が無くても「むし歯にはなる」!

 

歯髄(神経)が無くなると痛みを感じなくなりますが、
「むし歯にならない」わけではありません!

 

 

逆に言えば、歯髄をとってしまうと
むし歯が進行しても、すぐ気づくことができず、
気づいた頃には、もう歯がボロボロに…
ということも珍しくないのです。

 

 

 

 

◆歯の寿命を延ばすために大切なこと

 

健康で丈夫な歯を残し、
一生豊かな食生活を送る
ためには、
やはり『神経を残すこと』は欠かせません。

 

 

もちろん、どうしても我慢できないほど痛むときや、
重度のむし歯にはやむを得ず神経をとることを
ご提案させていただくこともあります。

 

しかし、
「神経をとればすべて解決!」

 

…というわけではありません。

 

 

むしろ神経をとった歯は、
むし歯の発見が遅れないように
定期検診で注意深く
チェックする必要
があります。

 

 

また、
「神経の残っている歯」がむし歯になっても、
定期検診に通っていれば早期発見ができるため、
神経をとらずに済む可能性が高まります。

 

 

 

 

お口には『むし歯』だけではなく、
『歯周病』をはじめとした
自覚のない病気が他にも潜んでいます。

 

 

定期検診は、そうした
「隠れた病気」を見つけ出す
とても重要な機会です。

 

皆さまの歯を守るため、
ぜひ習慣づけていただければ幸いです!

 

 

 

正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
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